労働月間と言っても、ジョージ・オーウェル『1984年』の中での話ではありません。
かつての同級生はみな正社員として働いている中で、私は未だに働いておらず、その上、社会に出るための心の準備が全くできていないように思える。最低でも週に5日一日8時間も働き続ける生活に果たして自分が耐えられるのだろうか。そんな疑問にとらわれ、働くことへの不安感が増してくるのを感じていたのでした。
そこで、先月までの二ヶ月(主に先月)、近いうちに社会に羽ばたく日が来るのに備えて、「プチ社会人体験」をしてみました。
と言ってもたいしたことではありません。とある短期バイトで、とにかくシフトに入れるだけ入って、正社員並に働いてみようと思い立っただけです。
土日も含めて週5で入りときには朝から夜までシフトを入れたりと、文字通り仕事漬けの日々を送っていました。
結論から言えば、最初はきつく感じても、続けているうちに身体が慣れてくるもので、最後の方はそれが当たり前になってしまい、嫌気やダルさを感じることはほとんどありませんでした。
ただ、やはりネックは早寝早起きについてで、完全な夜型人間の私としては、今回のバイトでも基本は昼から夜まででシフトを入れ、たまに朝から夜まで仕事をするという形にしたからよかったものの、正社員の仕事は大半が毎日朝からの出勤になるわけで、それだと仮に17時退社だとしても適応するのに苦労してしまうかもしれません。
そして、自分の時間の持てなさについても実感させられました。特に一日中働いた日などは、深夜に帰宅し食事と風呂だけ済ませてすぐに寝るというリーマンにありがちな行動パターンになってしまい、他に何もする余裕がとれないのも珍しくはありません。時間の貴重さをあらためて思い知らされたのでした。ああなると、通勤時間を上手く活用するのがとりわけ重要になってきますね。行き帰りの電車内で本を読むだけでも往復2時間は読書時間にあてられたわけで、そうした隙間時間を無駄にしないよう気をつけなければならないと思った次第です。ただ、今回は朝も遅かったのでよかったですが、通勤ラッシュなどに巻き込まれてしまっては思うように本も読めず、それを思うと憂鬱な気分になってしまいます。
最後に、バイトでコミュ力不足で曲がりなりにも人と接するようにしてみて、社会や人との接点を持って生きていく大切さを痛感させられました。引きこもって人との接点を避けていては人間的成長は望めないし、ますます社会性が失われていってしまいます。それに、本当の喜びや希望というものも人との関わりがなければ生まれないものだということも強く認識させられました。それだけでも「プチ社会人体験」の成果はあったというものです…。

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