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江戸川乱歩少年探偵シリーズが文庫版に

江戸川乱歩の少年探偵シリーズと言えば、昔小学生の頃に図書館で貪るように読み漁ったという大学生も少なくはないと思います。シリーズ第一作は戦前に出版され、その人気ぶりから戦後も新刊が出版され続け、少年少女を中心に大ベストセラーとなり、現在までに累計一億冊以上の売上げがあったと聞きます。

この前本屋に行ってみると、このシリーズの何冊かが普通の文庫版サイズで置かれているのを目にして思わず私は手にとって眺めてしまいました。昨年末に怪人二十面相の映画が公開されたので、それに合わせて新たにポプラ社から文庫版少年探偵シリーズを刊行する運びとなったようなのです。それも嬉しいことに、ファンの間でも評価の高いかつての表紙と挿絵で。

今でも児童文学のコーナーに行くと新書より少し大きいサイズで少年探偵シリーズ全26冊(同じくポプラ社)が置いてあるのを目にしますが、そちらは一目見て分かるように、新しい表紙と挿絵が採用されています。そちらも決して悪いものではないかもしれませんが、絵のタッチが現代風なのもあり、昔のやつの方がより作品が書かれた当時の雰囲気を上手く伝えているように私には思えます。

そして、現代版では少年少女に配慮してかいわゆる「差別用語」が排除されていたりと原文に手が加えられていたのですが、新しい文庫版ではそれがなくなり、当時発表されたそのままの形での文章を読むことができるようになりました。表紙・挿絵・文章と全てを原点回帰させたと言ってよいでしょう。

今後も引き続き全26冊全て刊行されるようですので、興味のある方は是非チェックしてみてください。

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中でも『青銅の魔人』は特におすすめ。

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